優しい心の持ち主。は

ある日の午後。車を走らせていると渋滞に。
少し急いでいた私は、『こんなときに渋滞とか運がないな』なんてイライラし始めていました。
すると、その前には信号の付いた横断歩道が。
人が途切れ途切れで渡っているから車が進まないんだなって理解しました。
すると、目の前にいた70代ほどのおばあさんが横断歩道を渡り始めたのです。
しかしすでに信号はチカチカしている。明らかに渡りきれないまま車が青信号になってしまうタイミングで渡っていました。
足も不自由なのか、少し引きずりながら渡っていて、車が青信号になってしまいました。
反対車線の車がおばあさんにクラクションを鳴らします。
それに気づいたのか少し急ぎ足になったおばさんの足元は明らかに転びそうで危なかったです。
そんなとき、一人の男の人がおばさんにかけより手を取って渡り始めました。
その男の人は髪の毛は金髪で今風の正直見た目だけではあまり良い印象を受けないような風貌でした。
しかしその見た目とは裏腹にとても優しく、おばさんの腰に手を添えて渡っていました。
渡り終えるとおばさんに何か声をかけ、何事もなかったかのように去っていきました。
私はとても暖かい気持ちになって帰路に着きました。
私もいつか子どもができたらあの男の人のような相手を思いやれる子どもにしたいと思います。